宮崎県のほぼ中央に位置する高鍋町。
海と山の恵みにあふれるこの町は、餃子の餡に欠かせない「キャベツ」の県内有数の産地でもあり、
昔から人が集まる日には、町内のお店の餃子を「お持ち帰り」し、皆で賑やかに囲む温かい食文化が根付いてきました。
餃子といえば宇都宮や浜松のイメージが強いかもしれませんが、ここ高鍋も知る人ぞ知る餃子の聖地。
「高鍋=餃子のまち」と聞いて驚いた方にこそ、ぜひ知ってほしい他とはひと味違う魅力がたくさんあります。
今回は、そんな高鍋の餃子の魅力をお届けする特集の第2弾!
前回の「昼から満喫!絶品餃子店3選」に続き、今回は「夜にじっくり楽しめる名店」や「ここでしか味わえない変わり種餃子」にスポットを当て、ひとくちでは語り尽くせない奥深い餃子の魅力に迫ります。
高鍋をご存じの方も、初めて知る方も、
ぜひこの記事を参考に、美味しくてワクワクする餃子巡りの旅へ出かけてみませんか?
■今回ご紹介するお店はこちら👇
1.鶏専家 一本気
鶏の旨みに、とことん一本気!
鶏の炭火焼きから餃子まで、こだわりが詰まった高鍋の鶏中心居酒屋。
高鍋町の中心街に佇む「鶏専家 一本気」。
自慢の鶏料理をはじめ、趣向を凝らしたメニューが楽しめる居酒屋として、地元客はもちろん町外から訪れる多くのお客さんに親しまれています。
現在は店舗営業にとどまらず、オンラインショップやふるさと納税、催事出店などを通して、そのこだわり抜いた味を全国へ届けています。


創業は2008年。当時は幅広くメニューを揃える「居酒屋 一本気」としてスタートしましたが、鶏料理により特化するため、6年前に「鶏専家 一本気」へとリニューアルしました。

店主の有川光誠さんは、かつて国内外で輝かしい実績を残した実力派の「元 柔道家」という異色の経歴の持ち主。
現役引退後、もともと好きだった「食」の道を志して東京で修業を積み、「店を開くなら大好きな地元・児湯郡の高鍋で」という強い思いからこの地に開業しました。
一本気な情熱と確かな味で、今や高鍋の夜に欠かせない地域に根ざした名店となっています。
◇ここが推し!一本気のおすすめポイント
■ 一羽一羽を見極めて選ぶ、こだわりの「みやざき地頭鶏」
一本気を訪れたら、まず味わってほしいのが「みやざき地頭鶏(じとっこ)」です。
実は同店、定められた認定要領をクリアした店舗のみが「じとっこ」を提供できる、みやざき地頭鶏の「指定販売店」。
なかでも看板メニューの「みやざき地頭鶏もも炭火焼」は、特に脂乗りが良い「雌鶏」のもも肉のみを使用しており、噛むほどに濃厚な旨みとジューシーな味わいが口いっぱいに広がります。
鶏特有の臭みも少ないため、「鶏肉が少し苦手…」という方にこそ一度味わってほしいと店主の有川さんは話します。

さらに驚くべきは、仕入れへのこだわり。
一本気では使用するみやざき地頭鶏を店主自ら一羽一羽見極め、長年培ってきた目利きで、旨みや甘み、肉質のバランスが最高の状態にあるものだけを厳選しています。
素材選びから焼き上げまで、一切妥協しないからこそ生まれる本物の味わい。
初めて店を訪れる方の多くが注文するという「みやざき地頭鶏もも炭火焼」は、県外から訪れる観光客にも人気が高く、高鍋を訪れたら必ず味わってほしい、店自慢の一皿です。
■「一本」に込めた想いは、料理にも。
「一本気」という印象的な店名には、元柔道家である店主 有川さんの誇りと、料理へのひたむきな想いが込められています。
柔道において、極限まで技を磨き上げて掴み取る「一本」。
その精神を料理の世界でも貫き、「一つひとつの料理に一本気(まっすぐな気持ち)で向き合い、一本にこだわる気持ちを忘れない」という強い想いから、この店名が生まれたそうです。
その情熱が最も際立つのが、やはり自慢の炭火焼き。
豪快な炎のなか、鶏の状態を見極めて細かく火加減を調整し、素材の旨みを極限まで引き出していく。
柔道技になぞらえたまさに「一本技」とも言える職人仕事です。
鶏に一本!料理に一本!
一つひとつの料理へまっすぐに向き合う有川さんの「気(気持ち)」こそがお店の美味しさの真骨頂ではないでしょうか。

◇ 今回、私がいただいたのは…
鶏専門店だからこそ生まれた「羽ばたけ鶏餃子」
・羽ばたけ鶏餃子 (10個 税込605円)
今回の特集でぜひ注目してほしいのが、看板メニューのひとつである「羽ばたけ鶏餃子」。
鶏料理を知り尽くした一本気だからこそ生み出せた、鶏肉が主役の逸品です。

実はこの餃子、町内の老舗餃子専門店「餃子の馬渡」と共同開発して誕生したもの。
宮崎県産若鶏もも肉をふんだんに使用し、地元産の甘いキャベツやニラ、ショウガを合わせ、もちっとした皮で包んだ本格派。
パリッと焼き上げれば、中からあっさりとした鶏の肉汁がジュワッと溢れ出し、野菜の甘みと見事に調和!
豚肉の餃子とは一味違う、旨みがありながらも軽やかな味わいが広がります。
さらにニンニク不使用のため後味がさっぱりしており、冷めても皮のモチモチ感が持続するのも嬉しいポイント。
「餃子は好きだけど、食後のニンニク臭が気になる…」という方にもぜひ試してほしい一品です。

「高鍋の美味しい餃子として全国へ羽ばたいてほしい」という想いが込められた名物餃子。
高鍋町を訪れた際は、ぜひ「鶏専家 一本気」でその特別な味わいを体験してみてください!
💡知っておくとさらに楽しい!耳より情報
■ 餃子の他にも筆者が思わず唸った、こだわりが詰まった絶品2品もお見逃しなく!
①チキン南蛮(一皿 税込770円)
宮崎に来たら絶対に外せないのが、宮崎名物の「チキン南蛮」。
一本気のチキン南蛮は既製品に頼らず、すべて手作りにこだわった一皿です。

美味しさの決め手は、創業以来大切に継ぎ足されてきた自家製のタレ。
甘辛く絶妙な味わいのタレがお肉のすみずみまでジュワッと染み込み、一口噛むたびにジューシーな旨みが溢れ出します。
さらに、卵・パセリ・マヨネーズをあわせた自家製タルタルソースをたっぷりと絡めれば、まろやかさとコクが加わり、思わず笑みがこぼれる美味しさに!
実は県外から移住してきた筆者も、これまで宮崎県内で数々のチキン南蛮を食べてきましたが、一本気さんの味は群を抜いて一番美味しいと感じたほど。
高鍋を訪れたら、餃子と一緒にぜひ味わってほしい逸品です。
②名物の味を食べ比べ! 人気No.1!の噛むほどに旨みが溢れる「炭火焼」
一本気では、店内で味わえる自慢の炭火焼をなんと5種類もラインナップ!
宮崎ブランド鶏を使用した「地頭鶏(じとっこ)もも炭火焼(税込1,870円)」をはじめ、「種鶏もも炭火焼(税込1,100円)」「若鶏もも炭火焼(税込1,045円)」「せせり炭火焼(税込1,078円)」「鶏なんこつ炭火焼(税込660円)」と、好みや部位に合わせて選べるのが魅力です。
今回いただいたのは、お店の人気ナンバーワン商品でもある「種鶏もも炭火焼(税込1,100円)」。
職人が一皿ずつ手焼きで仕上げる炭火焼は、口に入れた瞬間に香ばしい炭の香りが一気に広がります!
種鶏ならではのしっかりとした歯ごたえとコリコリとした心地よい食感があり、噛めば噛むほど肉本来の深い旨みが溢れ出してきます。

添えられたワサビやニンニクを少し付けて味わえば、また違った風味が引き立ち、もう箸が止まらない美味しさ!
お酒のあてにもぴったりの、高鍋の夜を彩る極上の一皿です。
■ 旅の思い出をご自宅でも!「お取り寄せ・催事・ふるさと納税」で大人気
「鶏専家 一本気」の美味しさは、お店の中だけにとどまりません!
看板メニューの「みやざき地頭鶏炭火焼き」や「はばたけ鶏餃子」は、公式ネット通販のほか、全国の催事、そして高鍋町の「ふるさと納税」の返礼品としても人気を博しています。
現地で味わう感動はもちろん、旅から帰ったあとに「あの味が忘れられない!」とお取り寄せするリピーターも急増中。自分へのご褒美や、大切な方へのお土産にもぴったりです。


【まとめ:一本気の餃子】
- 皮の厚み:薄すぎず厚すぎない、絶妙な塩梅に仕上がった皮が魅力。香ばしく焼き上がった表面のパリッと感と、モチッとした心地よい食感を同時に楽しむことができます。
- 大きさ:小ぶりすぎず、一口で頬張るのにちょうどいいジャストサイズ。満足感のあるしっかりとした大きさがありながらも、パクパクと心地よく箸が進みます。
- にんにく:にんにくを一切使用していないため、食べた後の匂いを気にせず楽しめるのが嬉しいポイント。鶏肉と野菜の旨みが引き立ち、後味も非常にさっぱりとしています。
「鶏料理をとことん楽しみたい方には、自慢の料理を堪能できるフルコースもご用意しています」とメッセージをくださった店主の有川さん。
なお、事前の連絡・相談で店舗の貸切利用も可能です。
歓送迎会やご家族でのお集まり、旅の特別な夜など、さまざまなシーンで思い思いの時間を過ごせます。
高鍋の夜を彩る、情熱とこだわりが詰まった「鶏専家 一本気」。
ぜひ足を運んで、ここでしか味わえない絶品料理と温かいおもてなしを全身で体感してみてください!
≪店舗情報≫
住所:宮崎県児湯郡高鍋町大字高鍋町900-1
電話:0983-23-7402
営業時間:17時30分~22時(LO.21時)
店休日:水曜・日曜
・テイクアクト可
・座席数30席
・電子決済可
