12月に入り、町を歩くと冬らしい澄んだ空気を感じるようになりました。
手先が冷えるような日には、自然とあたたかいものが恋しくなります。
そんな時に思い浮かぶのが、あったかい「だし」がふわっと香り立つ一杯のうどん。
高鍋町には、昔から地元の暮らしに寄り添いながら、
家族連れや常連さん、そして観光客にも親しまれてきたうどん店があります。
同じうどんといえども、お店ごとに味わい・こだわり、店内の雰囲気などは様々。
どの店にも、それぞれ異なった魅力や、町で長く愛されてきた理由があります。
今回の特集では、高鍋町地域おこし協力隊(観光クリエイター)が選ぶ、
寒い日にこそ食べたくなる、町のあったか有名うどん店を4店舗ご紹介します。
観光で訪れる方はもちろん、地元の方にとっても新しい発見につながれば嬉しく思います。
記事を読んで、あなたのお気に入りの高鍋うどんを見つけてみてくださいね。
■今回ご紹介するお店はこちら👇
- 山椒茶屋 高鍋店
- 小丸新茶屋 高鍋本店
- 太平寺うどん
- 宮崎釜揚げうどん 豊宝(とよとみ)
1.山椒茶屋 高鍋店
創業53年目、大きな水車が目印の老舗うどん屋
宮崎と延岡を結ぶ国道10号線沿いにある、ひときわ目を引く大きな水車。
こちらが山椒茶屋 高鍋店の目印です。
山椒茶屋は、昭和47年創業、宮崎・熊本に5店舗を展開する老舗うどん店。
中でも、高鍋店は地元の方はもちろん、ドライブ途中の立ち寄りスポットとしても長く愛されてきたお店です。
店内へ入ると、まず店員さんが明るい挨拶で迎えてくれます。
また、店内には木のぬくもりに包まれた落ち着いた空間が広がり、ゆっくりとお食事を楽しめます。
さらに、広い駐車場や清潔なトイレも完備されており、家族連れや観光客が安心して利用できるのも魅力のひとつです。


◇讃岐の伝統製法と山椒茶屋流で仕上げる、もっちり麺
山椒茶屋のうどんの特徴は、うどんの本場・讃岐の伝統的な「足踏み工程」を取り入れながらも、自家製の圧力鍋で仕上げる独自製法にあります!
このひと手間によって麺にもちもちした食感が生まれ、小さなお子さんからご年配の方まで食べやすく、一度食べたらやみつきになる食感です。
だしは、肉厚な椎茸(どんこ)をベースに、魚粉や昆布の旨味を重ねたやさしい味わい。
ほんのり甘めで、どこか懐かしさを感じる「ほっとする一杯」が楽しめます。
◇食材へのこだわりと健康への想い
山椒茶屋では、自社農場で栽培したごぼうを使った「ごぼう天」や「ごぼう茶」も名物!
また、宮崎県産の新鮮な野菜が並ぶ無料サラダバーやたくあん食べ放題、ごぼう茶・そば湯の試飲サービス、年中食べられる熱々おでんなど、食から健康を届けたいというお店の想いが随所に感じられます。


◇今回私がいただいたのは…
👍人気No.1メニュー!
えび天うどん(税込880円)とごぼう天(トッピング・税込350円)

ぷりっとした大ぶりのえび天は、衣の中までだしがじゅわ~っとしみていて、一口目から幸福感で満たされます。
さらに、自社農場産のごぼうを使った大判サイズのごぼう天をトッピングに追加。
成人女性の手のひらサイズほどのごぼう天は、サックサクの食感と香ばしいごぼうの風味があとを引く美味しさ。
うどんに乗せた際に、つゆが少しずつ染みていく様子もたまりません!
無料のサラダバーで野菜もいただき、心もお腹もすっかり満たされました。


💡他店とココが違う!山椒茶屋のおすすめ3point👀
✅自家製圧力鍋で仕上げたもちもち食感の麺
✅宮崎県産野菜がたっぷり食べられる無料サラダバーや、ごぼう茶試飲などのサービスが充実
✅ 年中楽しめる「おでん」は、美味しいだしが染みていて大人気!
≪店舗情報≫
住所:宮崎県児湯郡高鍋町大字持田5544-4
電話:0983-23-6456
営業時間:9時~21時(ラストオーダー20時30分)
店休日:元日
・席数100席以上
・テイクアウト可能
(お土産購入もできます)
